大地震対応

施工姿図

参考歩掛

寸法図表・製品重量

設計条件

〇土質条件
背面土および基礎地盤の内部摩擦角については25度以上であること。ただし、土質試験により実況確認しない場合は、背面土については宅地造成等規制法施行令別表第２による「砂利又は砂」、基礎地盤について別表第３による「岩、岩屑、砂利又は砂」に該当する場合のみ適用できるものとする。
〇荷重条件
擁壁上部の水平面上の積載荷重は10kN/m²を超えないこととし、埋戻し土の沈下を見込んだ余盛り以上の土羽を設けないこと。
○必要地耐力
基礎地盤の必要地耐力は、下表の数値によること。
○フェンス荷重
擁壁天端より1.1mの位置に1.0kN/mの荷重が作用するものとする。
○地震の影響
設計水平震度は中地震時kh=0.20、大地震時kh=0.25とし、設計鉛直震度はkv=0とする。地震時土圧係数は物部・岡部式により算定する。

必要地耐力

施工図

施工例

プレキャスト擁壁 標準施工歩掛

「納入・施工についてのお願い」（搬入・施工マニュアル）

製品納入についてのお願い
○搬入路の確保をお願いします。
　大型進入禁止等規制事項がある場合、指定進入路等規制がある場合は事前に早めの指示をお願いします。現場内を走行する際は鉄板養生など走行に適した搬入路をご指示してください。
○荷降ろしのための準備をお願いします
　製品重量を安全に荷降ろしできる規格のクレーン等を準備し、置き場の確保をお願いします。納品後の破損などを防ぐため、仮置き製品の管理は衝撃や不安定な置き方を避け、納入数量に合わせ十分な広さを準備してください。
施工時のお願い
○吊り具・ワイヤーの点検
　使用する前に必ず行ってください。
○製品吊り上げ時・据付時の注意事項
　吊り具の操作方法は決められた使用方法にてご使用ください。
　吊り荷の下には絶対に入らなこと。
　クレーンへの吊り荷合図は資格者が行うこと。
○製品の取扱は丁寧にお願いします
　製品同士をぶつけたりすると破損を招くおそれがありますので、軽く触る程度で製品同士を据え付けバール等にて微調整を行ってください。
○埋戻し
　衝撃が加わるような埋戻しは製品破損の原因となります。一度に大量の土砂を埋戻しせず、約３０ｃｍずつ締固めながら丁寧に行ってください。

CADデータ

CADデータは、ダウンロードページにございます。